LINK>>>北大路プロジェクト | これまでのプロセス | 個室のイメージ | 工事現場の様子
北大路プロジェクトでは平田研究室が中心となって、ワークショップを行ってきました。約一年間で計6回のWSを開催し、場所の使われ方や細かい設計内容など、様々な議論が行われるなかで。設計には多くの意見が入り込み、次第に強度を増しているように感じます。
「北大路の家」で起こりうるアクティビティについて考える グループごとにテーマを設定してもらい、どのような暮らし方ができるか、アクティビティが生まれるかについて提案してもいました。 | |
また、シェアハウスにおけるプライベート空間のあり方について検討する中で、最低限に面積を抑えられた個室ユニットを実寸で再現し体験。それぞれ、住めそうか、そうでないか簡単にアンケートを取りました。 |
「北大路の家」で起こるアクティビティに具体性を与える アクティビティを「住む」「作る」「企画する①」「企画する②」の4つに分け、それぞれについてグループごとに議論を行いました。 | |
それぞれが時間やシーンなども具体的に設定しながら、具体的に空間をどのように使うかを発表し議論を行いました。 |
「北大路プロジェクト」について、より多くの人に知ってもらう 京都造形芸術大学 岸和郎先生、京都工芸繊維大学 米田明先生、奈良女子大学 長田直之先生をはじめ、多くの建築関係者の方々や学生にむけてプレゼンテーションを行い講評していただきました。 | |
その後ワークショップ・オープンゼミ参加者を対象にWEBアンケートによる投票を行い、案を一つに絞りました。 |
運営の仕方・イベントを具体的に想定し考える。 家賃や、管理体制、外部への開き方、住人の選定など、住み始めてからの運営の仕方まで意見だしを行いました。また、実際のイベントを想定し、壁面や吹き抜けなど立体的な空間の使い方のアイデア出しを行いました。 | |
2日目には実際にイベント開催時の空間の使われ方を模型で再現し検討を行いました。 |
これまでのワークショップをもとに撤去工事を行う
工務店様のご協力のもと、既存壁面の解体を体験しました。
一部撤去を行うことで立体的な空間を実際に見ながら、設計をすることができるようになりました。
モックアップを用いて個室の配置、床の残し方などを考える 本棚に包まれた空間を現地で再現し、個室の配置も複数パターン再現しながらプランの検討を行った。 | |
プランの決定において6つの要素に検討項目を分け、それぞれについてモックアップで実証しながら議論を行った。2回に分けた投票の結果、最終案に決定した。 |
個室についてより具体的に考える。 モックアップによる再検討の結果、ディスカッションを行い、それぞれ3畳を基準に各階の条件によって個室の大きさ、形を決定しました。 |
2017年9月に行われる改修は、母屋の内部のみですが、今後は住人と研究室、プロジェクトメンバーで、庭やはなれの設計を行っていく予定です。